〜ご注文のコーヒー豆をお好みのローストで焙煎してお届けします〜
コーヒーはアルカリ性飲料で、その中に含まれる成分は300種以上といわれ、クロロゲン酸、カフェー酸、カフェイン、褐色色素などに
は老化の元凶といわれている活性酸素を抑える効果があるとされています。カフェインには血の流れを促進し、寒いときには体を温
め、暑い夏には暑気当たりを防いでくれたり、目覚めをすっきりさせたりする効果があります。他にも、カフェインには肝臓の働きを活発
にし、アセドアルデヒドを早く分解してくれる作用や老廃物を排泄してくれる利尿効果も高いので、二日酔いの体をスッキリとした気分
にしてくれます。また、コーヒーの苦味と酸味、そして心地よい香りが気分をリラックスさせ、ストレスの解消にもなるといわれていま
す。
■体に良いコーヒーの条件として・・・・
@生豆の状態・・・オールドクロップでもよい
A焙煎後・・・・・・・3〜4週間
B焙煎の度合・・・ハイロースト〜イタリアンロースト
C豆を挽く・・・・・・粉砕後3日〜1週間
D抽出後・・・・・・・30分
■おいしい豆の条件
@生豆の状態・・・焙煎する前の生豆は通常緑色をしていて新鮮なほど色が濃い。コーヒー豆も農産物の一種なので、できるだけ新
鮮なものを選ぶ。鮮度がよいと豆の持つ個性がはっきりとして、味にメリハリがある。以上を根底にして粒の大きさ
が均一で、色ムラがないものを選ぶ。
A焙煎後・・・・・・・焙煎されたベストな豆は表面にシワがなく、大きくふくらんでいる。又大きさが揃っていて色ムラがない。
B豆を挽く・・・・・・焙煎がしっかりされていて、豆の水分が抜けていれば良質。この状態の豆はミルで挽いたときにハンドル音も軽や
かである。
C抽出時・・・・・・・湯を注いだときに細かい泡が立ってふっくらと丸くふくらむ。(ドリップ)
D抽出後・・・・・・・ここまでの条件をクリアしたコーヒーは、抽出した後澄んだ色になる。
@よく売れている店で買うこと。香りのある豆は焙煎してから時間が短いものに限るので、よく売れて回転の速い店を選んで買いま
しょう。
A焙煎の度合いを良く見てから店の人に確認をして、自分の好みに合った度合いの豆を選びましょう。
B大量の豆を1度に買い込まず、短期間で飲んでしまえる程度(粉で3日〜1週間・豆で1ヶ月)にする。
Cコーヒーに関するいろいろな質問をした時に答えられない店や、コーヒーの話をさけたがるような店からは買わないようにしましょう。
(コーヒー豆にあまり気を使っていないからです)
■焙煎(ロースト)方法の種類
●浅炒り・・・・・薄いシナモン色(薄茶色)がついた程度。味は酸味が強く苦味はほとんどなく、アメリカンコーヒー向き。
●中炒り・・・・・茶褐色で、最も一般的なロースト。市販の豆の多くがこのタイプ。酸味と苦味とのバランスもよく、コクと甘みがある。
●深炒り・・・・・黒褐色で艶がある。酸味はほとんど感じられず、苦味と香ばしさが強い。エスプレッソコーヒーやアイスコーヒーなどに
向いている。
■挽き方・・・・・豆は、淹れる直前に挽くのが理想的。また淹れる器具にあった大きさに挽くことが大切。ペーパーやコーヒーメーカ
ーなら中挽きか中細挽きがよいでしょう。
■保存方法・・・コーヒー豆は酸素・高温多湿・直射日光等が苦手。袋入りのものは、密封容器に移し、冷暗所又は冷蔵庫で保存
するとよいでしょう。
■初めての人でも簡単で手軽に1人分でもおいしく淹れることができる、ペーパードリップの淹れ方をご紹介します。
@あらかじめ温めたポットの上にドリッパーをのせ、ペーパーフィルターのシール目を交互に折り曲げ、ドリッパーにセットし、全体に
熱湯を通す。
Aコーヒーを定量分(1杯分)につきティースプーン山盛り3杯、約10〜15g)入れる。
B沸騰した湯を少し落ちつかせてから、粉全体にゆきわたるように、少しずつ注ぎ、15〜30秒程蒸らす。
C粉が膨張したら、泡が消えないうちに、一気にまたは、数回に分け湯を注ぎ、ドリップさせる。コーヒーがポットに落ちればできあ
がりです。
Dあらかじめ温めておいたカップに注ぎ、さあ、どうぞ。
【おいしいコーヒーの淹れ方】
◎気軽におしゃべりをしながら、美味しいコーヒーの淹れ方のコツや味わい方の基本を教えます。3ヶ月、全3回終了の講座です。
■教室/道新文化センターC教室
■期間/3ヶ月(1月〜3月/4月〜6月/7月〜9月/10月〜12月)途中入会可
■曜日・時間/第2火曜11時00〜12時30分
■受講料/3ヶ月5,670円
■定員10人
■材料費/3ヶ月1,800円
■持参品/筆記用具、コーヒーカップ
講師/きたみ東急百貨店、喫茶「メレンゲ」店主 小松亮一